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メーカー febd188186e 発売日 2025-05-02 05:42 定価 9500円
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送料無料 店舗 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像1 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像2 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像3 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像4 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像5 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像6 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像7 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像8 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像9 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像10
26.7×18㎝

【題箋】
  『栄雅抄此?壱?序在 古今和歌秘註 序一』
  『栄雅抄序下續    古今和歌秘註 序二』

【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。作句歳時記全5巻 楠本憲吉編。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。冬の土 句集/宮林菫哉/葵書店/大正6年。
*****************************************************
序一
 【内題】古今和歌集秘註
 序一
    序1丁
    本文
     01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
            ↑
            ↓
     28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏~62丁裏
*****************************************************
序二
      29しかあるのみにあらす 2丁表
            ↑
            ↓
      84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表~59丁裏
      
    追加
     01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
     ↑
           ↓
                                                                                                              16立田川もみち葉なかる  63丁裏
    
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
 『伊勢物語 51段』
 『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
 植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
          ~「『へ』←→『ゑ』。★『國語讀本 高等小學校用全8』冨山房:明治33年改訂再版:帙付。仮名遣いの指摘?」~
********************************************************************
【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分(全84項目)を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。歌集 鵲 満鮮歌鈔 川田順 函 昭和6年初版 天金 正誤表貼付 書き込み無し本文美品 満洲 朝鮮。参考にされたい。祇園夜話/長田幹彦 小村雪岱装/千章館。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。0026598 【刷り物】 岡栄居士追善発句 白兎園清足輯 白兎園は中川宗瑞? 袋付。
                (若干の間違いはご容赦を!)

古今和歌集仮名序                    
                        ~ 一 ~

01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、

02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。濱乃まさご 春・夏・秋・冬・戀上下・雜 七冊揃 有賀長伯著 明和五(1768)年再刻。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。句集 紅茸 献呈署名入/八木三日女/梟の会。

03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。芭蕉句選 上下 二冊 擲筆庵華雀編 元文四[1739]年。

04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。☆『歌集 萬軍』齋藤茂吉;紅書房;昭和63年;初版函付;本カバー付き*この決戦歌集に参加することに二百二十首首余りを‥歌の中に(萬軍)の文字。

05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける(時)よりいできにけり。骨書 和露文庫第四編/安井小洒/和露文庫刊行会/大正期。

06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、

07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。N3FHH2-210908 レア[隨縁鈔 随縁鈔 古泉千樫 著 改造社版]。

08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。魚歌 初版/齋藤史/ぐろりあ・そさえて。

09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。Y2FうD-200826 レア[みづがき 昭和5年 第3巻 第1号~第10号 バラ まとめて9冊セット みづがき社]良寛。

10 33表 かくてぞはなをめで、

11 33表 とりをうらやみ、

12 33表 かすみをあはれび、

13 33裏 つゆをかなしぶ

14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。紡錘/山中智恵子/不動工房。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。和田悟朗全句集/和田悟朗/飯塚書店。

15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。180720J03★ky 和歌大辞典 s61年 明治書院 枕詞・歌枕の全て歌題の典型まで収録 定価24000円人物 作品 犬養康 井上宗雄 大久保正 古典文学。

16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、

17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、(て)ならふ人のはじめにもしける。歌集 夢みる頃を過ぎても 初カバ帯 直筆歌献呈署名入 直筆便箋付/藤原龍一郎 /邑書林。

18 42表 そも歌のさまむつなり。俳句の現在 別巻1 安東次男集 塚本邦雄集 結城昌治集 1987年初版 毛筆直筆入。からのうたにもかくぞあるべき。河野静雲 俳句 草稿。 
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。(短歌雑誌)草の実 第3巻4号-第12巻3号の内、欠31冊 77冊。

20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。Y3FLB-200708 レア[川柳岡山 昭和37年1月 No.211]百花集 RSK日曜文芸川柳。

21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。雀の卵 初版/北原白秋/アルス。

22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。和歌六部抄〈の内 五 和歌口伝・六 近来正風躰〉一冊 写本。

23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。土地よ、痛みを負え 岡井隆歌集/白玉書房。

24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。歌集 饗宴/原田謙次/蛮船社。

25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。川柳叢書 第一篇 松窓句集/齋藤松窓/川柳叢書刊行会/1933年。

26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。Y2FいA-200818 レア[旅 続・俳句の一会 岡本正敏]杉原千畝。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。陰影 献呈署名入/前田夕暮/白日社・東京堂。

27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。(雑誌)騎 全16冊揃/寺田澄史 折笠美秋 安井浩司 岩片仁次 阿部鬼九男 大岡頌司 川名大 高橋龍 他/騎の会。

28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。時 (秀句350選) / 長谷川 久々子 (編集)。

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                        ~ 二 ~

29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、

30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、

31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、

32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、

33 04表 まつむしのねにともをしのび、

34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、

35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、

36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。第二和露句集/川西徳三郎/阿蘭陀渡社/大正4年。

37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、

38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、

39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、

40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、

41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、

42 09裏 したしかりしもうとくなり、

43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、

44 10裏 野なかの(し)みづをくみ、

45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、

46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、

47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、

48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、

49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。0019910 梅雨(さみだれ)集 多賀○ 明28 前田慶寧 加賀藩。

50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。☆『長歌集 篁』北原白秋;梓書房;昭和4年;初版函付;本;背革クロス装;巻頭;題箋-筆跡写真*我が長歌のすべてをこの『篁』と成す。

51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。■櫻襲 阿部鬼九男句集 端溪社■FAIM2023012012■。かの御時に、おほきみ(み)つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。折笠美秋葉書。

52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。高屋窓秋全句集 限定本50部 毛筆句署名入/高屋窓秋/ぬ書房。

53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。真鍋呉夫葉書。

54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。中原綾子短冊。うたにあやしうたへなりけり。東國 天郎句集/岡田久次郎/朱鞘社・平安堂/明治後期。

55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。0019606 直筆 阿伎留神社永代奉額句集 乙巻 武蔵国五日市町 75丁。 

56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。前略十年 限定88部/高柳重信 /酩酊社。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。瞑鳥記 伊藤一彦歌集 反措定叢書/伊藤一彦/反措定版出版局。

57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。●中山義秀全集●全9巻完結●新潮社●即決。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。汗馬楽鈔 八田木枯句集 初函帯栞付/八田木枯/深夜叢書社。 

58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。歌集 伎芸天 改訂本 川田順 署名入り 函 初版 天金 武林無想庵 序 書き込み無し本文良。

59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。耕衣百句 特装80部 署名入/永田耕衣 吉岡実編/南柯書局(コーベブックス)。

60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。Y3FLB-200708 レア[川柳岡山 昭和34年9月 No.183]大森風来子 住友化学。

61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。N3FHH2-210908 レア[歌集 紫桔梗 高島千枝子 明誠企画株式会社]短歌。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。句集 まぼろしの鱶/三橋敏雄/俳句評論社。

62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。言の葉乃花 小林重道歌集。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。☆署名本(印刷);第18回読売文学賞『定本 木下夕爾句集』木下夕爾:牧羊社;昭和41年初版函:元パラ付;巻頭;肖像写真:序:井伏鱒二*。

63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。瘤 献呈署名入/秋元不死男/作品社。

64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。【超希少】【美品】古本 鳥獣虫魚 歳時記 全2冊セット 春夏編 秋冬編 川崎展宏、金子兜太、稲畑汀子、飴山實監修 朝日新聞社。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。無援の抒情 初版 署名箋付/道浦母都子/雁書館。

65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。☆『峠から峠へ 畦地梅太郎作品集 12』初版;二重函;クロス装・背:革製:表紙メタル付き・色摺木版画4葉入・署名入。

66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。春夏 蕪村七部集俳句評釈 初学俳句叢書第五編/内藤鳴雪/大学館。あはれなるやうにてつよからず。N3FA1-210913 レア[青群 SEIGUN 第28号 2013年夏 青群俳句会]。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。川柳叢書 第九篇 溪花坊句集/森雜牛子/川柳叢書刊行会/1933年。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。幸矢 直筆句献呈署名入/本島高弓/東京太陽系社。

67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。靑蘿発句集 和露文庫第三編/安井小洒/和露文庫刊行会/大正期。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。ふるへる花 原田琴子歌集★原田琴子(水の原社)。

68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。伊丹三樹彦全句集 特装本 限定100部 毛筆句署名入/伊丹三樹彦/沖積舎。

69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。(雑誌)民謡詩街 第2巻5・7・8号 三冊/石田隆 編発行/民謡詩街社。

70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも

71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを(も)おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、

72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、 

73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、

74 52表 ほとゝぎすをきゝ、

75 52表 もみぢをゝり、

76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、

77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、

78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、

79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、

80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。層雲(荻原井泉水主宰)第47巻第1号から第12号 12冊セット 昭和34年・35年。

81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。草上船和讃/高橋龍/端溪社。

82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。(雑誌)春泥 第32号 新年号/坂倉金一 編発行 小村雪岱表紙/春泥社。

83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。仰望 増補再版 直筆歌署名入/岩谷莫哀/新詩壇社。

84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。風紋 曽宮一念 五月書房 昭和52年 限定300部(271番) 署名入り。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。『寒蕭々 清水基吉全句集』(F038)。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを(も)しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。絶版!! 杉田久女全集 全2巻揃 立風書房 検:高浜虚子/正岡子規/橋本多佳子/三橋鷹女/与謝蕪村/松尾芭蕉/夏目漱石/小林一茶/中村汀女/初版。
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追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの 
  なかぬかきりはあらしとそ思ふ

02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
  袖ふりはへて人の行らん

03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
  雪とのみこそ花はちるらめ

04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
  世をうち山と人はいふ也

05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
  夢としりせはさめさらましを

06 62表 深山には松の雪たに

07 62表 我衣手に雪はふりつゝ

08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは

09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに

10 62裏 たけがり

11 62裏 すみのえのきしによるなみ

12 63表 袖ひちてむすひし水の

13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の

14 63裏 植しうへは秋なきときや

15 63裏 たつた川もみちみたれて

16 63裏 立田川もみち葉なかる   


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【参考】 14「植しうへは秋なきときや」

※『伊勢物語』 五一段(植ゑし植ゑば)

昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
  植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
  花こそ散らめ根さへ枯れめや

※『古今和歌集』 巻五 秋歌下 

 人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平  
268  植ゑし植ゑば  秋なき時や  咲かざらむ  
  花こそ散らめ  根さへ枯れめや
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【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。海紅 第1巻 合本 1号から12号まで12冊分収録/海紅社/大正期。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。N7FJ2-210602 レア[不倫の聖書 ある川柳家の生涯 坂出市民川柳会]貧乏詩人。

※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。自選歌集 日光 川田順 新選代表短歌叢書 中川一政 装幀 函 初版 天金 美品。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。川柳叢書13・14 青明句集/木村半文銭ほか/川柳叢書刊行会。
※梱包材の再利用に努めています。☆かC‐190402 レア[俳句 平成18年 8 第55巻 第9号]特集 取り合わせと一物仕立て。ご理解下さい。☆献呈署名本『歌集 鳥聲集 』窪田空穂;日東堂;大正5年;初版カバー付;本天金塗装,クロス装*大正4年の春から同5年の夏までの1年余りの作品。

 

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