《New Herbs Part Two(若菜・下)》 In better voice than ever, Genji sang the lyrics over a second time. The moon rose higher and the color and scent of the plum blossoms seemed to be higher and brighter too. The Akashi princess had a most engagingly girlish touch on the thirteen-stringed koto. The tremolo, bright and clear, had in it something of her mother's style. Murasaki's touch, strangely affecting, seemed quiet and solemn by comparison, and her cadenzas were superb.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』 Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
自筆「源氏物語」の「若菜(わかな)下」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。f20120801〇天草軍記大全 全21巻中8巻欠 13巻 島原の乱 島原・天草の乱 島原・天草一揆 寛永14年(1637年)勃発〇和本古書古文書。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。江戸砂子 拾遺・新撰共。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。1927年 王良常 真草千字文 検索:柯羅版 玻璃版 支那 原拓片 碑帖 法帖 法書道 朱印譜 漢籍 原色 古墨拓本 碑刻石鼓文 金石 篆刻 唐本 古璽。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。中山繁樹訓点『正訓 神代巻』(全2冊揃)明治6年中川明善堂刊「日本書紀神代巻」全文収載 明治時代和本。現在の今上天皇と系譜がつながっている。どどいつ一括。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。宋拓聖教序 王羲之 経折本 検索:柯羅版 玻璃版 支那 原拓片 碑帖 法帖 法書道 朱印譜 故宮 原色版 古墨拓本 碑刻石鼓文 金石篆刻 唐本 古璽。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。狂歌關東百題集 下巻 山東京傳・北寿・辰齋等画。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。稀少 ヴィンテージ 紙本 肉筆 書道 折帖 古書 古本 高雄山寺 興福寺 西大寺 東大寺 書 古美術 長さ 約506.4cm。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。【R】D3◆超希少◆ 皇族御写真帖 当時物 天皇陛下 日本政治 貴重品。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。山梨県巨木誌。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。1946年 日本之扇 検索⇒ 骨董 妻呉藍 古美術 支那 紙扇 扇面絵 日本画 浮世絵 皇室 松月堂 秘傳書 武家 唐物 皇朝 鴻臚館 圓融院 檜扇 唐土。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。写本 弓術 武術 兵法 20冊 469。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。海軍兵学校教育参考館図録/非売品/昭和9年/襲藏品の主なるものにつき写真撮影を行ひ解説を附し系統化して参考館総覧とも謂ふべきものを編纂。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。古筆切 牡丹花肖柏。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。はいかい 如是我聞 俳諧 浮簽狂人久藏著 贅亭主人諫圃(夏目成美)校 小林一茶他。また、各巻ごとの書かれた年については不明。Schikking den woorden van holland 蘭書写本。従って、応永五年とは、書き始めの年である。地方落穂集 第十三 切支丹史料十六条目 キリシタン史料 江戸後期寫。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。@1939年 帝国勲章大鑑 世界飛行機 検索:菊花章 朝日大綬章勲一等 宝冠章 瑞宝 図鑑 軍事 大将軍 支那 皇族 爆撃 戦闘機 零戦 0戦 将校 轟炸。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。四書合講 孟子/三巻 大原翁 復克夫編次。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。遂良 書道法帖 千字文 検索:柯羅版 玻璃版 原色 支那 原拓片 北魏碑帖 王羲之 法書 印譜 漢籍善本 古墨拓 碑刻石 瓦当 金石篆刻本 唐本拓本。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門」を称する。垂加社の由来/昭和7年/山崎闇斎先生が晩年に自らの心神を祀り高弟の出雲路信直に託し最終的に末社猿田彦社の相殿に垂加社として合祀された。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。杵屋作三郎番組 可笑齋春翁画 文政頃刋。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。稀少 1832年 天保3年 江戸時代 紙本 肉筆 書道 折帖 古書 古本 書 古美術 1911年 明治44年 親鸞聖人一代記図 まくり 絵画 日本画 セット。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。仙台領地名所和歌 冷泉爲久・中院通躬他詠 正徳四年仲春季八。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。☆E0211和本江戸期赤穂浪士忠臣蔵写本「元禄治乱鑑」25冊/古書古文書/手書き。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。@1939年 西安事変 検索:支那 中華民国 軍閥 蒋介石 閻錫山 馮玉祥 孫文 国民党 生写真 古建築 総督府 汪精衛 軍事地図 張学良 共産党 満洲。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。和國諸職繪盡 零本 菱川師宣の名品中の名品 職人つくし。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。宗門人別改帳 宗旨人別御改帳 天保六年/羽州村山郡 山形県天童市。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。国立北平故宮博物院 宛委別藏 五服図解 影元至治本 線装本 唐本漢籍 検索⇒古籍 善本 木刻 木版 武英殿本 聚珍版 宋版 内府 彫版 支那 花箋。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。アンティーク、天文暦学書、星図、1653(承応2)年『四書引蒙略図解』中国歴史民俗学、論語孟子、地理、気候、楽器、軍旗、中国地図 Star map。
出品した「源氏物語」は「若菜(わかな)下」の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。市川白猿 追善數珠親玉 立川焉馬著 豐國・鳥居清長・尻焼猿人(酒井抱一)・菱川宗理・辰齋・葛飾北齋他画 市川團十郎。若菜・下の巻名は朱雀院(前朱雀天皇)の五十の御賀があり、源氏の君はその賀宴を「このたび足りたまはん年、若菜など調(てう)じてや」に因む。朮93)「瓶花口訣序」 景雲斎玉枝 巻物 古文書 秘伝書 約690㎝ 工芸品 複製 印刷。柏木は朱雀院(前朱雀天皇)皇女で源氏の君の正室に降嫁した女三の宮へのかなえられない恋に煩悶する。楠二代軍記 後編二巻合巻 梅望亭箕城作 楠軍功読記 草双紙。四年の歳月が経過。篠田仙果編 小林清親画『鹿児島戦争記』(4冊)明治10年杉浦朝次郎刊 明治時代和本 草双紙/絵草紙 彩色木版画 浮世絵 錦絵。冷泉天皇は在位十八年にして東宮に譲位し今上天皇として即位した。法福寺合戦 信州時田合戦 信州桔梗原合戦 江戸中期写。翌年、朱雀院(前朱雀天皇)と女三の宮との対面を企画し五十の賀宴が催されることになった。印譜 中国 検索:印存封泥 印社 篆刻 金石文 石鼓文 篆印 古璽 支那 朱印 缶廬 鄧石如 呉譲之 趙之謙 羅振玉 呉昌碩 黄易 唐本漢籍 丁敬蒋仁。源氏の君は六条院の女たちによる「女楽」による演奏の宴を開いた。蘭唐 眼目全書。柏木は、女三の宮の姉・女二の宮を正室に迎えたが、女三の宮への未練を断ち切れずにいる。1931年 古建築 風景 支那 中華民国 満洲 西藏 西康 北平 泰山 佛塔 石窟 藏経洞 事変 敦煌 経石 金石 篆刻 国民党 生写真 石橋 西湖 佛塔。葵祭りの前日、柏木は源氏の君の不在時に小侍従の手引きにより女三の宮と逢瀬をした。昭和13年 白蓮庵詩鈔 蓮井知城 蓮井露香 尾形楓峡 非売品 中川成秀 章齋山人 中川泉三 検索: 伊吹山房 線装本 和綴 漢詩 漢学者 書道家真作。夏のある日、源氏の君は女三の宮の体調不良の原因がご懐妊と知り、不審を抱いた源氏の君が柏木から女三の宮あての手紙から柏木と女三の宮の密事が発覚する。増訂喪儀略。(女三の宮の子がのちの薫の君)源氏の君、41歳から47歳までを描いている。栗山碧嶺編『周甲遺念霧海軒書画譜』大正15年刊 橋本関雪 小堀鞆音 野田九浦 菊地契月 横山大観 鏑木清方 西沢笛畝ら 還暦記念書画帖。
自筆上部の「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。1933年 熱河風景 82図 承徳 避暑山荘 何應欽 黄郛 蒋介石 支那 中華民国 軍閥 閻錫山 馮玉祥 国民党 生写真 古建築 総督府 汪精衛 満州事変。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。長谷寺霊験記。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
「若菜・下」の巻は英文で「New Herbs Part Two」と表記されます。【希少古書】大正名家録 大正4年 1915年 二六社編纂局 古書【管理番号bycp本辞0830】。
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という。子だから双六。これは、中国の皇帝が譲位した場合、高位の高官も職を致仕(退官)するという「白氏文集」の漢詩文に由来している。●極上和本YM2938●〈新板〉長田状 稀書往来物 仙台板 原装題簽付・美本。「若菜・下」では在位十八年の冷泉帝が譲位し、これにつれて太政大臣が致仕する。●極上和本YM2670●本朝茶経〈茶道歌〉(改装本)稀書往来物 竹村一玄 晴雲堂 稀書往来物。原文には、「かしこき帝の君も位を去りたまひぬるに、年ふかき身の冠(かふふり)を懸(か)けむ」と記されており、「白氏文集」の漢詩文からの引用である。●極上和本YM2934●〈ひらがな両てん〉名字〈并〉仮名尽 江戸前期刊 稀書往来物 他に所蔵なし。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。芭蕉翁發句集 上下巻 五升菴蝶夢自序編 安永三年午年七月刋。)
「自筆原本」
自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘の幾千姫(玉映)の落款。日本の戦時財政と其の弾力性 昭15 日本外交協會秘密文書 大蔵大臣桜内幸雄 ガリ版 旧日本軍大日本帝國海軍太平洋戦争空軍海軍航空隊戦前NY。
自筆上部のタテ長の印は、「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて
諸(これ)を廟(城門)に置く)」という漢詩文の落款。新版 盲安杖 鈴木正三 寛文四年三月吉日刋。
反対側の印は仙台藩医・木村寿禎の落款
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。●極上和本YM2656●今川之抄・増補今川抄・今川諺解大成(明暦板1種・寛文板2種の3冊)稀書往来物。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。神路の賑ひ 明治22年 初版 瀬戸清次郎 神宮教大坂本部版 14p。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。●極上和本YM2824●〈温故知新〉当流庸文章 稀書往来物 林山子 貞享3年・丸屋半兵衛ほか板。
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という若菜・下の原文中に引用されている漢詩の落款が押捺されている。0024525 貞観政要 全10巻揃 帯屋伊兵衛 文政6年 南紀学習館蔵版 紀州和歌山。》
《「かつらき(葛城)」》・・・・あそひ給(たまふ)。蘇軍の戦闘能力に就いて 現地報告 旧ソ連軍 昭14 日本外交協會秘密文書 ガリ版 旧日本軍 大日本帝國海軍太平洋戦争空軍海軍航空隊戦前NY。はなやかに、おもしろし。色葉字類抄・研究並びに索引・本文索引編/平安時代の古辞書。
おとゝ、をりかへし謠ひ給ふ御聲、たとへんかたなく、愛敬つき、めてたし。■『日本神代文字』常陸鹿嶋神社寶庫藏。栗田尚雄寛政九年(西暦1797年)精緻筆寫。帙入題簽欠。阿比留艸文字で以呂波四十七字を筆寫した物。。
月、やうやうさしあかるまゝに、花の色・香も、もてはやされて、
けに、いと、心にくき程なり。●極上和本YM2933●万字尽(大本・江戸前期)稀書往来物(木尽・花名・魚尽〈并貝尽〉・鳥尽・獣名・虫尽・青物・食物・菓子)。箏の琴は、女御の御爪音は、いと、
らうたけに、なつかしく、はゝ君の御けはひ加はりて、ゆの音ふかく、
いみしく澄みてきこえつるを、この御手つかひは、又さま變りて、
ゆるらかに、おもしろく、聞く人、たゝならす、すゝろはしきまて愛敬つきて、
輪の手なと、すへて、更にいとかとある、御琴の音なり。0019784 月瀬記勝 上下 斎藤拙堂 小型本 鹿田静七 明17。かへりこゑに、
みな志ら(調)へかはりて、りち(律)の・・・・・《か(掻)きあは(合)はせ》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。大坂新町細見之図 澪標。
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
《朱雀院(前・朱雀天皇)の五十歳の御賀を兼ねて宮廷の豪華な祝宴の準備が進む》
《女三の宮、紫の上、明石御方、明石女御、四人の華麗な演奏》
《女三の宮、紫の上、明石御方、明石女御の女楽(演奏)に源氏の君も加わる》
《女御の君(冷泉天皇の后・明石女御)は、箏(そう)のお琴を対の上(紫の上)にお譲り申される。◎古文書・武蔵野国久良岐郡(横浜市南区上大岡)の千手院の明治~昭和初期の資料(年貢・帳簿・地券。
女御の君(冷泉天皇の后・明石女御)は、ご懐妊五ケ月目であり、物に寄りかかり横になられた。つほのいしふみ 内題「似せ者の判」。
対の上(紫の上)は、和琴を大殿(源氏の君)の御前にさしあげ、くつろいだお遊びになった。尋常小学修身書 巻一(兒童用) 第二期国定教科書復刻版 昭和51年11月25日第九版発行。
「葛城(かずらき)」》・・・・をお弾きになるのが陽気でおもしろい。昭和七年・上海事変/歩三五補充隊/第一次上海事変/昭和7年満州事変から世界の目をそらすため日本の軍部が上海で起こした日中両軍の衝突事件。
大殿(源氏の君)の繰り返しお謡いになるお声は、
たとえようもなく情がこもっておみごとである。●極上和本YM2939●〈世話難字・頭書図尽〉曽我状絵抄(宝永5年)稀書往来物 他に所蔵なし 原装題簽付 美本。
月がだんだんと空高くなるままに、花の色も香もいっそうひきたてられて、
いかにも春の夜の奏楽は奥ゆかしいかぎりである。四書 5冊(P145)。
箏(そう)の琴は、まず女御(冷泉天皇の后・明石女御)の御爪音が
、まことにかわいらしくやさしい感じである。0018142 諸名家戯文集 全 打越光亨・編輯 仮名垣魯文・閲。
(冷泉天皇の后・明石女御)の母君(明石の君)のお手筋も加わって、
揺(ゆ)の音色が深く響き、たいそう澄んで聞えたが、対の上(紫の上)のお手さばきは、
それはそれで趣が変って、ゆったりとしておもしろく、聞く人も感に堪えず、
気分をそそり立てられるような魅力をたたえ、輪(りん)の手など、
すべてがまた一段と才気のあるお琴の音色である。●極上和本YM2929●大坂進状(宝暦4年以前)稀書往来物。
大殿(源氏の君)の返り声に、みな調子が変って、・・・・《律の合奏の数々のやさしく
はなやかななかにも、女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)の琴(きん)は、
五箇(ごか)の調べといった数ある奏法のうちにも、必ず気をつけて
お弾きにならなくてはならない》
備考:冷泉天皇は桐壺天皇と藤壺中宮の皇子としているが実際は源氏の君と藤壺の皇子。古書 全唐文 全20巻 大通書局 安値出品。東宮(皇太子)は、今上天皇として即位し、今上天皇と明石女御の御子は、源氏の君の孫、のちに次期天皇として即位する未来が開け源氏の君の栄華が際立つ。A_文政5年1822年改正再版/小本/袖珍本/四書字引【全】昔の漢字辞典。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。本草薬名備考和訓鈔 七巻 初版初刻本。
禁裏(京都御所)で書かれたものです。1928年 月画譜 珂羅版 検索⇒奇僧 画僧 寂照寺 山水画 人物絵 列仙図賛 耕織図 月僊画譜 寒山図 紙本絹本 居士 霊昭女図 円山派 涅槃図。
《New Herbs Part Two(若菜・下)》
In better voice than ever, Genji sang the lyrics over a second time.
The moon rose higher and the color and scent of the plum blossoms
seemed to be higher and brighter too.
The Akashi princess had a most engagingly girlish touch on the thirteen-stringed koto.
The tremolo, bright and clear, had in it something of her mother's style.
Murasaki's touch, strangely affecting, seemed quiet and solemn by
comparison, and her cadenzas were superb.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《若菜・下》
《「葛城」》・・・・・音悦耳。支那写真大観・写真二百三十余収録・附最新全支鉄道図/昭和14年/北京天安門・北京宮殿・四川省重慶及漢口全景・四川省重慶及漢口全景。源氏反歌唱,其声婉悠,美好无比。燕都枝折 續編か 慶紀逸 硯田舎臺簫 川柳 112-1-2。
月亮次高升,梅花香色增,好一片惹人心的夜景!以前明石女御筝,
爪音美可,又含有母的古,“由”音得很微妙,而又非常清澄。含章齋兵法書 築城心得・山城國并人數配・城取雜記/五賜七刑切紙/城取追加狭間圖式。
在紫夫人筝,又有一手法,从容不迫,婉悠,似有一魔力,
能使者心神往。0026360 月瀬記勝 乾坤 2冊 斉藤拙堂 明治14年 津藩。“”的手法也得比女御更有趣致。里村紹巴自筆消息幅 能札宛 紹巴が旅先から北野神社の社僧で連歌師の能札に宛てた書状。
从移到律之后,器都了子。茶之湯三伝集・2冊/遠藤元閑/元禄八年/此書三伝集は千宗易利休居士古田織部正小堀遠州三代宗○伝来善之要なる物を頗る蒐集/江戸期和本。律的合奏非常媚。@1902年 衆議院議員人名録 岩本幾平誌 筆書 肉筆 117年前 検索: 写本 写経 手書 毛筆 古文書 当時物 本物保証 和本 和紙 在銘 落款 明治期。
中国訳文の出典:『源氏物(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」若菜・下の巻の末尾(原本番号107-B)の押印。欽定前漢書 全12冊揃いセット(1-100巻) 光緒甲辰(=光緒30年/1904年) 武林竹簡斎三次石印 /唐本。
左下の四角の大きな印は仙台・伊達家の家紋の印(竹に雀)
家紋の上2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)の印。●極上和本YM2884●〈冠注〉理学津梁〈一名、新実語教〉A 手島堵庵 上河淇水 天明2年・淡海治郎吉ほか板 石門心学。冬姫は内大臣・通誠の養女。通信区画便覧 第五巻 第5巻 広島区内(鳥取.島根.岡山.広島.山口.香川.愛媛県)。
冬姫は通称。0026106 冠辞考 全10冊揃 賀茂真淵 秋田屋勘右衛門 寛政7年 伊丹屋善兵衛。正式な名は伊達貞子。高田町史 昭和8年 初版 高田町教育会 良書刊行会 和綴。2つとも貞子の印。●極上和本YM2765●後千字文(宝暦6年)異種千字文 安井其名 林鳳谷 宝暦6年 明井仁右衛門板 稀書往来物。左端の写真は「若菜・上の巻」末尾の拡大写真。北越雪譜 二編四巻 春・夏・秋・冬 鈴木牧之 著 京水百鶴 画。
左上端の細長い落款は、「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」の漢詩文の印。《古本》 えほん百科 全6巻 平凡社。漢詩文の右の2つの印のうち、下は出雲藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)の印。●極上和本YM2803●万宝女節用罌粟嚢 女節用家宝大成 女節用集罌粟嚢家宝大成 享保6年 山本序周 稀書往来物・辞書 節用集 原装題簽付・美本。方子の上の印は方子の娘・幾千姫(玉映)の印。拾遺 続江戸砂子 享保21年版 1,2,5巻計3冊 1巻程度特に悪し。右上の印は仙台藩医・木村寿禎の落款。0026279 官版 孝義録 26冊 堀野屋儀助 文化5年 孝行者 寄特者 忠義者 貞節者 農業出精。右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。平家物語 欠品あり 11冊セット(全12巻のうち第12巻が欠品) おそらく寛永3年 / 和本 おそらく江戸時代。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(出品した自筆の「断層画像写真」(若菜・下の巻)MRI 35―39B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。【旧家蔵出し】★古書『漢詩講座 全5冊』昭和11年 臨江詩閣★(うぶだし/古文書/漢詩/和歌/和綴じ本/活版印刷/当時物)。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
【天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行】
4番目の写真は、「日本史の茶道」千利休の孫・宗旦と近衛基熙の茶の湯の交流」120頁(淡交社刊)
5番目の写真は、近衛基熙が、御所で第111代・後西院天皇を主賓に茶会を開催した記録「公家茶道の研究」55頁(谷端昭夫・著)
「源氏物語」「若菜・下の巻」絵図、茶室関係資料
下記写真1番目は、「源氏物語屏風(若菜・下)」(源氏物語絵巻)
朱雀院(前朱雀天皇)の五十の賀を祝い女三の宮、紫の上、明石女御が演奏する「女楽」の有名な場面
上の女性三人のうち右から紫の上は和琴、明石の女御は箏、女三の宮の琴。新版 薬種名寄帳。
手前の後ろ姿で琵琶を弾いているのが明石の君
上から2番目の写真は、「淡交」別冊(愛蔵版・№71 『源氏物語』特集)
上から3番目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例
「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という漢詩文の落款が押捺されている。絵図 (城郭図) 兵庫県 但馬國 出石城(レターパックライト発送)。この漢詩は「白氏文集」の漢詩に由来するものです。骨董・龍門・拓本 :古書・書道 ID ㉓。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。淡路国名所図会・5冊/暁鐘成編・松川半山・浦川公左画/昭和9年/淡路国風景/天皇皇后陛下へ献上済・由良要塞司令部検閲済/和装本/図版豊富。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。戦前雑誌/日本及日本人/1931年 検索:絶版/関東軍生写真/満洲事変軍事地図/鉄道総督府/関東庁/新京奉天/支那/拓殖局/台湾/満鉄/満蒙古朝鮮。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。おくのほそ道 松尾芭蕉著 寛政元歳酉仲秋再板。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。●極上和本YM2780●〈和訓〉近道子宝(初板本系後印・須原屋板)平井自休作 観樹堂松隠書 初板本は稀書往来物。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。●極上和本YM2666●小田原状(刊本・写本の2冊)稀書往来物。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。蕪村句集 上下巻 天保八年丁酉六月求版。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。@1841年 三体詩 検索: 支那 唐本 漢籍 漢文 漢詩 唐詩 宋朝 漢学 和本 和紙 木版刷 木板 写刻 木刻本 善本 水印 古籍 筒子頁 官本 線装本。撮影後、展示のために再表装をしております。【旧家蔵出し】★古書『瓶華図 まとめて18枚』明治期 池坊専明 池坊専正★(検:うぶだし/古文書/生け花/華道/木版画/当時物)-2。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。●極上和本YM2914●〈首書〉今川絵抄〈御家流ひらがな〉元禄頃 本問屋喜右衛門板 稀書往来物。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。■美品 希少 明治42年(1909年)印刷発行■発売所:金桜堂 写真石版縮冊 懐中義太夫 合計15縮冊(『鎌倉三代記』』『義士忠臣蔵』他)。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。0021780 再板 農業全書 全11冊 宮崎安貞 貝原楽軒 文化12。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【貴重!江戸期繊細流麗武者絵入 美品】繪本豊臣武勲紀 合戦国武将軍浮世絵本木版画信長の野望大阪城本能寺の変兜徳川家康日本歴史中国朝鮮。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。【和本】東京新繁昌記 奎章閣・山城屋政吉・稲田政吉。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。1939年 松坂屋 名作同人 和服図録 着物 呉服 検索: 友禅 小紋 振袖 型染 和装 帯 写真集 日本伝統工芸 織物 銀彩 染物 浴衣 留袖 図鑑 原色。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。■『今次大戰と裏のニュース【世界猶太情報】』國際政經學會調査部譯編。■國際秘密力研究叢書第10冊。昭和16年初版凾付。政經書房刊。。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。浮世草紙 新薄雪物語 巻一・二・三・五(大尾)巻四欠 江戸期の恋愛小説。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。弘化五年 和本 懐玉御和讃 全 京都 丁子屋 江戸期 古文書 仏教 真宗 経本 和讃。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。●極上和本YM2667●本屋往来(大正11年複製)西川竜章堂 稀書往来物。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。稀覯本/珍品古書/吾輩は猫である/見本/未裁断/上編1984/下編昭和55年/天金/復刻名著/夏目漱石/大倉書店/服部書店版/日本近代文学館初版。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。★R-045453 江戸期 後撰和歌集 2冊(和本、古文書)。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。●極上和本YM2931●〈進上・返状〉大坂状〈ひらがなてん付〉元禄頃 稀書往来物 美本。母は後水尾天皇皇女女二宮。古文書■本朝群書法帖 湖月抄 荒川武勇傅 冠註無門關 5冊 貝葉書院 古書 古和本 古文書 古美術 時代物 骨董品■。実母は近衛家女房(瑤林院)。0024326 蝦夷日誌 3冊揃 松浦武四郎 日本古典全集 正宗敦夫編 昭和3-4年 非売品 文庫サイズ 正宗白鳥。幼名は多治丸。●極上和本YM2935●〈新板〉国尽〈并〉名字尽(元禄頃刊)稀書往来物 原装題簽付 美本。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。古い掛軸 書 河田小龍 (箱なし) 未解読 内容不明。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。☆明治23年和装豆本・3冊揃☆辻子熊太郎(著)プール女学校教師・英国ボルトン氏(文辞)☆日本風俗☆。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。Y3D1-240607 レア[四書 新釈 大学 全 明治35年 久保天随 久保得二]支那。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。即決★【コロタイプ印刷】大乗院尊圓法親王筆『往生至要抄』上下2冊揃・帙入(復刻年代不明)ー入木道・青蓮院。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。●極上和本YM2781●〈和訓〉近道子宝(初板本後印・西村屋板)平井自休作 観樹堂松隠書 初板本は稀書往来物。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。利休茶湯秘傳書・利休茶湯書・2冊/片桐宗幽/利休七荘秘傳茶湯書/元禄十年/江戸期和本。
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